遠心分離機

遠心分離機向け冷却

遠心分離機は、遠心力を使用して液体混合物を分離する実験装置です。
サンプルを高速で回転させることで重い物体は中心軸から離れた所に向かい、軽い物体は軸に向かって移動します。
遠心分離機は、食品加工や医学研究で細胞や遺伝子、タンパク質を分析するために広く使用されている機器です。実験室および医療用遠心分離機の設計では、いくつか設計する上で考慮すべき点があります。 生細胞や組織、タンパク質といった多くのサンプルは温度に敏感なため、適切な反応と生存率を確保するには正確な温度での保管とテストが必要です。その他の設計上の課題には、設置面積の削減や騒音レベル、振動、消費電力があります。また、多くの国では、コンプレッサーベースのシステムに必要な従来の自然冷媒の使用が制限されています。 

実験室および医療用遠心分離機での精細な温度制御を確実にするために、ペルチェ素子やそのアッセンブリを使用したアクティブ冷却システムは、コンプレッサーベースのシステムと比較して、遠心分離機にとってより効果的なソリューションです。ペルチェベースの熱管理システムでは、より低い総所有コストで安定した信頼性の高いパフォーマンスを提供します。 

製品

Laird Thermal Systemsのペルチェ素子CPシリーズは、ベンチトップ型の高速遠心分離機のような高電流で大きなヒートポンプアプリケーション向けに設計された、頑丈でコンパクトな製品です。

より高い冷却能力が必要な場合は、アッセンブリ製品のTunnelシリーズやSuperCoolシリーズもございます。

CPシリーズ Tunnelシリーズ Super Coolシリーズ
LairdThermalSystems社製ペルチェ素子(サーモエレクトリックモジュール)CP2-71-06 tunnel super-cool

関連コンテンツ

Laird Thermal Systemsのご紹介
ペルチェモジュールの選定

ページ上部へ戻る