- Home
- 次世代再循環チラー(NRCシリーズ)
次世代再循環チラー(NRCシリーズ)
コンプレッサー式次世代再循環チラー(NRCシリーズ)
Laird Thermal Systems製の次世代型チラー(NRCシリーズ)は、中価格帯で高品質、静音で、一般的にチラーに使用されるR410A冷媒ではなく、より環境負荷の小さいR513Aを使用し、医療機器、分析器、産業機器で必要とされる精密な温度制御とユーザーフレンドリーな操作性を特徴としています。ホットスワップ対応で、システムを停止することなくフィルターの交換をすることも可能です。液体タンクには通気孔を設けず、空気中の細菌が侵入・増殖を防ぐ設計になっています。
-10℃から+40℃の範囲での冷却が可能で、OEM企業や、大手のみならず一般中小企業、研究施設や大学といった、エネルギー効率が高く多用途なチラーを必要としている様々なお客様の設備全体の冷却ニーズに合わせたデザインとなっています。静かな動作と向上したエネルギー効率により、放出される熱をより少なくし、暖房、換気、空調といったHVACコストを削減します。冷却能力別に、1800W, 2800W, 5000Wの3種類のご用意がございます。
特徴
– ±0.1℃の温度安定性
– ホットスワップ対応
– 高いエネルギー消費効率(COP)
– 環境に優しいR513A冷媒の使用
– 最大50%の電力削減*
– 日本語セットアップガイド付き
*従来使用されてきた単相モーターから可変速モーターへの変更によるもの
主な対象アプリケーション
– 医療・産業用レーザー
– 電子顕微鏡
– PET(陽電子放出断層撮影)
– HRMS(質量分析装置)
オプション
ホットスワップ対応の5μの水フィルターにより、冷媒回路から微粒子を濾過するといったメンテナンスが電源を入れたままでも可能です。また、外付けバルブとセンシングキットを追加することで、液晶ディスプレイを介して任意のアプリケーションへの流量を簡単に設定することができます。
【関連製品】ペルチェ式再循環型小型チラー(MRCシリーズ)
こちらは熱電クーラー(ペルチェ)を使用した製品です。コンプレッサー式チラーと比較すると、より静音で小型、軽量の設計になっています。卓上サイズで1台から購入可能なことから、研究開発用としての採用実績もございます。
長寿命動作を実現するためにカスタム設計されたペルチェモジュールの使用により、高いMTBFと小型化を実現し、より正確な温度管理が可能です。コンプレッサーの代わりにペルチェを使用することで、環境にも配慮したものとなっています。冷却能力は150W又は300Wの2種から選択可能。
特徴
– 小型・軽量・静音
– ユニバーサル入力115/230 VAC
– UL/IEC規格準拠