空芯コイル



空芯コイルとは?

空芯コイルとは、電線を円筒形に巻き、円筒の中に何も入れない状態、もしくはベークライトなどの非磁性体で電線を保持するコイルのことをいいます。
耐電力が大きく、インダクタンスが小さいため、コアコイルに見られる高周波でのコア損失がほとんどないことから、主に高周波用に用いられます。
弊社では、マイクロ電子社製の空芯コイルを取り扱っております。

特徴

  • 少量からでもインダクタンスを測って納入が可能
  • 安定供給でき、測定した製品を公差内での継続納入が出来ます
  • 治具の作成が可能
  • 測定結果を提出可能
  • 国内工場で製造
  • 半田については鉛フリー半田を使用
  • 特注品対応可能

各種測定器

E4990A (測定周波数範囲 20Hz~120MHz)

※HP4192Aもあります

製品例(材料・巻線仕様)

<小型コイル1><小型コイル2><小型コイル3>
線材 : UEW1.0線材 : PEW2.0線材 : UEW0.6
巻き数 : 16T巻き数 : 3T巻き数 : 3T
内径 : 8mm内径 : 8mm内径 : 3mm
L値 : 789nHL値 : 75nHL値 : 34nH
<中型コイル><大型コイル>
線材 : PEW1.5線材 : 4φパイプ (1mm厚)
巻き数 : 13T巻き数 : 11T
内径 : 14mm内径 : 52mm
L値 : 1.26μHL値 : 3.4μH

こんなお困りごとはありませんか?

  1. 空芯コイルなので、自社で巻いている事で時間がとられている。
  2. 特定のインダクタンスで公差も厳しい為、現行の仕入先では見つかっていない。
  3. 基板への実装を端子によりねじ止めで現行は行っているが、ねじ止めをやめて実装したいと検討しているが見つかっていない。

弊社では解決できます!

  1. 少ない数量から製造可能です。製造が※5日間程度で納入が出来ます。(※数量や案件にもよります)また、特殊形状の空芯コイル製造治具の製作も可能です。
  2. 測定器が2台以上あり、御社用に測定治具を製作してインダクタンスを公差内で製造することができ、安定した納入が可能です。
  3. 実績の多くは端子タイプですが、基板への直接実装が可能な状態で製造が出来ます。(検査治具を作成して、実装穴に確実に挿入できるように調整が弊社では可能です。)

是非一度お問い合わせ下さい。